以下、弟への報告抜粋
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本日実家に顔を出しました。母は現在も大量のメモに囲まれています。話の内容が支離滅裂になりつつあります。老健に怒りの矛先が向かっているようです。
私としては話を聞いているだけでも、疲労困憊です。「話せばスッキリする」という意味で、シェアさせていただきます。
●老健からの着信履歴(ここ重要です)→典型的な認知症症状の一つ
老健からの着信履歴が何者かにより消されている。発信者が消すことができると思い込んでいて、不信感をつのらせている。(メモを見せて、力説)「老健の人が都合の悪い電話の履歴を消したの?」「言葉にするとあれだけど」(「そうだね。老健が消したんだね」と同意すると落ち着く)
●ハンコの件
父から母に直接「全部のハンコをもってこい」と言われたけど、後日「持ってこなくていい」との連絡あり
(何故かその後、ストーマ?の注文先の話・・・何が問題なの?と聞くと、「だから何が何がって」(怒))
●経済的な件→経済的な面から老健に入れたことを後悔している。
母「今までの生活もかつかつだった。老健と自宅の二重生活が経済的に成り立つわけがない」「かなりいい設備で三食出て、下の世話もするんでしょ」「今の年金額だと多少はあまっていたが、そのあまりで払えるかというと、冗談じゃない(語気を強めて)」よね」「そーゆーことを考えてもお母さんおかしかったな」
私「入所費用の大半は介護保険で賄われているよ」母「お父さんは課税世帯でしょ」私???(だから何?)
母「家を維持するのが高いよね、見積もりだって(修理費の見積もりを見せる)」私「心配だったら値段交渉しようか」母「また話がおかしい方へいっちゃって」「そーゆーんじゃないの」(激高)
→母が財布を握っているわけではないので、ただ心配なだけと思われる(母の頭の中に具体的な数字がない)
→貧乏性の父になにか言われたか
→父母の年金額からすると、老健の料金+母の生活費は余裕で払えるはず。しかし父のサブスク的な支払いが想像以上に多く(保険屋にたくさん払っている可能性がある)本当に火の車なのかもしれない。
●老健で保険証をコピーされた
母「普通はコピーなんかしないのに。」「重要なことがたくさん書いてある。不安材料の一つ」
→通常、医者ではコピーされます。「お金を取られた」と騒ぐのは認知症の典型例です。それと似ています。
何もかもネガティブに捉える傾向あり。ターゲットに対し怒りと敵意と不安を向けるのは、典型的な認知症初期の傾向と思われます。小さな不安感を増幅させて一日中、老健を呪っている感じです。
早く認知症の医師へ導きたいところです。
週1で母の激高に付き合うことは、私のメンタルには限界です。しばらく放置しようかと思います。