ぺこまるの「介護が始まるよ」

2023年5月に父が倒れ、同時に母も認知症に。介護前哨戦の記録。(家族信託についてはこの情報を当てにせず、専門家への確認をお願い致します)

困ったことに母絶好調。M病院での検査

M病院

2023.8.5 15:30~17:30

 

神経内科を擁するM病院にて「物忘れ外来」の検査を受けた。

 

受診の経緯

前々から「M病院へ行ってくれ」とぺこまるから頼み込んでいたが、突然母が自力でM病院を訪問しており、

病院からぺこまるに連絡が来た。M病院の要請により息子同伴での検査となった。

ぺこまるから前もって、M病院へ書簡を渡し、認知症的な行動を伝えた。

 

●検査及び結果

MMSE 29点/30点満点

HDS 30点/30点満点

CDS 正常

母は常人でもなかなか叩き出せない満点を取ってしまった。

 

●問診

神経内科の医師による問診。

行動は不安定ながら各種検査は満点を取っており、認知症とは診断できない。塞ぎ込んだりしているので、老人性うつかもしれないとのこと。

万が一のことがあるので、MRIやCTにより物理的な変化を捉えたほうが良い。

 私から質問:通常のうつ病とはかなり違う。むしろ活動的で塞ぎ込んだりはしていない。

 医師:前頭葉の活動低下などが考えられるので、MRIなどでの検査が必要。

 

●医者の印象

60歳くらいのベテラン医師であったが、本人の前で「精神疾患」などの言葉を言いまくる、私が内緒で事前に渡した書簡についてもバラしてしまう等、雑な印象の医者であった。

精神疾患という言葉については、言ってもらってちょうどよかったかもしれない。本人に自覚が出てくれば今後楽になる)

 

●母の様子

権威ある医者にきているためか、抑肝散が聞いてきているためか、おとなしい状態。というか、あれ?と思うほど会話が成り立つ。表情も時折笑顔が見えたりして、先月最初の頃の母と同じ人物と思えない。

妄想については「確定申告ができていない。処理日がおかしい」という既出のネタだけ。というか、このネタは妄想とは言えない。何回も同じことを繰り返す点だけ認知症っぽい

 

●所感

MMSEまで高得点であるが、相変わらず同じことを何度も言っているため、認知症なのか何なのか戸惑う。このまま母一人暮らしを継続できそうな気さえする。