ぺこまるの「介護が始まるよ」

2023年5月に父が倒れ、同時に母も認知症に。介護前哨戦の記録。(家族信託についてはこの情報を当てにせず、専門家への確認をお願い致します)

貸金庫のカード再発行

とうとう、実行しなくてはならない日が迫ってきた。

母名義の貸金庫のカード再発行手続き。

父から再三言われて渋々決行。しかし、日が経てば母の認知症は進行し、口座もろとも貸金庫もロックされるのが見えている。なので、父の焦りも理解できる。

再発行を依頼するにも、またしても判子がどれかわからない。

もう、銀行やら判子やら役所やらの書類地獄は勘弁だ。

 

父と母は、元銀行員だったので、こーゆーのが好きなんだろう。

書類に判子をおしたり、訂正印に「**捨て、**挿入」とか正式な書き方で書くのが好きなのだ。その代わり、ものを作ったことがない。売り込みやプレゼンをしたことがない。ものを買う時に値段交渉をしたことがない。私らから見ると、ビジネスのビの字も知らない赤子に見える。その代わり判子は大好きだ。

納期に追われる仕事の辛さも知らなければ、プレゼンが成功したときの喜びも知らない。なんて気の毒な人たちなんだろうと思う。