ぺこまるの「介護が始まるよ」

2023年5月に父が倒れ、同時に母も認知症に。介護前哨戦の記録。(家族信託についてはこの情報を当てにせず、専門家への確認をお願い致します)

情報の混乱。私の作業が遅すぎる。

最初に老人ホーム見学をしたのが8月11日。既に1ヶ月が過ぎてしまった。

老健は待ってくれるみたいだが、いつ突然「10月までに退去してもらいます」と言ってこないとも限らない。

状況は相変わらず混乱し固まったままだ。いや、私が混乱し固まってしまっているだけかもしれない。

 ①低たんぱく食に対応したホームをどんどん見学するべき。

 ②家族信託については母にも詳細を知ってもらい、承諾を得てから進めるべきか。

 ③ ①が決まったら早急に母の資金を父の口座に移す

①については比較的簡単だが、本命のホームBLHの情報が錯綜している。信用できる紹介会社Mから最初に紹介を受けたのだが、Mから確認すると低たんぱく食非対応。しかし、勝手に(既に紹介されているホームなので除外という警告を無視して紹介してきた)ここを紹介してきた紹介会社Kは「あんたがどうやって確認したか知らないが、BLHは低たんぱく食対応だ」と言ってきた。もう、両者に再確認してもらうにも半ば感情的になっていてわけがわからない。紹介会社Kは信用できないので除外したいが、BLHは捨てがたい。

もうがんばってほかを探すしかない。

紹介会社がめんどくさくなってきたので、自力で探すと、3件目に低たんぱく食対応可能と思われるホームKHが出てきた。「外注の宅配サービスと別契約すれば可能と思われます」とのこと。それ、完璧ではないか!なんで他のホームはこのアイデアを出してくれなかったのだろう。

 

②についても大問題だ。母に家族信託を教えるべきか。必ずめんどくさいことになる。重箱の隅をつついてきて、細かい確認が始まる。妨害のためにあらゆる手段を駆使してくるだろう。そうこうしているうちに老健の時間切れが迫るだろう。

特に気になるのが、家族信託は遺言を上書きすることだ。遺言では父が亡くなったら、実家は母のものになることになっている。家族信託はこれを上書きして、父が亡くなる前に実家は私の管理となる。私の管理となっても受益者は母なので、母に実害はないのだが、心情的に損害がという考え方もある。

認知症だからと無視する手段もあるが・・・母の頭がはっきりしている状態なら、我々兄弟が母から告訴されかねない。

 

もう考えることが多すぎて、優先順位をつけることも、考えることも進まない。

情報が混乱し、ますます次の一歩へ踏み出すことができなくなってきた。

助けてくれ。