ぺこまるの「介護が始まるよ」

2023年5月に父が倒れ、同時に母も認知症に。介護前哨戦の記録。(家族信託についてはこの情報を当てにせず、専門家への確認をお願い致します)

ホーム2件、母を伴っての見学

母と行動するのが怖くて仕方ない。二件を見学した。

 

一軒目(老人ホームL)。実家から1時間の郊外。

低たんぱく食にいち早く呼応してくれたのがこのホーム。

選考中、一番安い。二人部屋はなく、一人部屋を2つ借りる。

今回は二回目の見学になる。

●質疑応答

・たまたま看護師が手一杯でストーマ対応が難しいかもしれない

医療連携加算など計算されていなかった項目がある。

・食事については問題なし。(イレウス、低たんぱく書)

・父入居の後、しばらくしてから母入居でもいいか(という意味か?

・面会はコロナ以前に戻っている。

 外出外泊可能。外食可能。自宅戻りOK.。

・入居者の単体外出可能。ただし、家族の責任において。

・父、夜間の便意対応は老健と同じ

・洗濯無料。シーツやパンツを汚した場合も無料で対応。

・外部病院への同行無料

・別途、車椅子、歩行器のレンタル料がかかる

・リハビリ 歩行など1/週,全体体操

・紹介状は内科と精神科両方必要(母)郵送

・退去になるケース:暴力、嚥下ー24h看護師必要

・洗濯物の追加数枚では追加を取らない

・医者の付き添いでも追加は取らない

 

●母からの質問

・2人部屋はないのか

・日中は何をして過ごすのか

・平均年齢

・風呂は何人で入るのか(4人、見守り付き)

・医療加算などについてやけに食いついていた

 

●母の感想

 母:部屋が狭い、建物が新しく明るい

 

前回の母の感想で大ダメージを追ったため、かなり嫌味を言ったが、それが功を奏したのか今回はダメージにつながる感想はなかった。

館内は喋っている入居者と、忙しそうに動き回る介護士で活気がある雰囲気。二人部屋は5階角部屋東南向き。まどから西武線が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

二軒目(老人ホームG)、実家に比較的近い都市型のホーム

巨額の入居金が必要なホームだが、かなり思い切ったキャンペーンをやっていて我々でも入れる金額になっていた。(そこが心配なポイントでもあるのだが)

●質疑応答

・部屋にはカーテン、ふとん、エアコン、ベッドなどがついている

・車椅子はレンタル、歩行器レンタル2000円・月

・低たんぱく食、厳密でなければOK

・定期的に採血して、健康チェック

・洗濯は有料 1カゴ550円、週二回

・失禁等の洗濯はサービス

・尿ストーマOK.経験あり

・緊急の大便対応・・老健と同じ、最悪10分

・パーキンソン症状OK

・受け入れできない症状:人口呼吸器、点滴→病院または系列のナーシングホームへ

・面会、家族と一緒の外出・・・コロナ前と同じ。フリー

・単独での外出・・・不可

・なぜキャンペーン価格?→築18年を経過、地域のみ

・看取りOK→延命する/しないを救急隊員に聞かれます。人工呼吸器/昇圧剤/緩和ケア

・現金貴重品は自己管理。金庫を持ち込んでいる人もいます。

自動販売機以外に金を使う場所なし

・退所させられるケース:吸引、点滴→ナーシングホームへ

・ボランティア落語

・家族面会の際、出前で寿司など 食事のキャンセル可能

ティファールOK,レンジOK、ただし本人の状態次第

・眠りスキャン付き

・屋上花苑は介護士を伴って出れる。単体では出れない。

 

●母の反応

・一軒目より二軒目のほうが良い。

・老人ホームKかここがいい

・ここは活気があって良い

 

3件目にして、ようやく納得できるホームに出会えたとう感じであった。問題は1/20以上になっているキャンペーン価格。どんなトラップがあるかよく考える必要がある。

外出がコロナ前と同じとのことで、実家の撤収が円滑にすすみそう。(老人ホームKではまだコロナ制限があり、そうはいかない)

私としては愛情が感じられる老人ホームKに入ってほしいが、断られたので難しい。そうなると本命は二軒目ということになる。