とうとう10月になってしまった。
ここしばらくで感じる平穏感。
これは何かというと、私の作業が進捗していないことに由来する。
要するにサボっているから、状況が前へ進んでいないのだ。
前へ進めるキーは相変わらず停滞している老人ホーム、そして家族信託。
老人ホームさがしは老人ホームKの担当者がつかまらない(わざと?)ことで保留がつづく。 母は老人ホームGをまあまあ気に入っているのだから、そこに決めてしまってもいい。でも怖い。なぜあれだけの初期費用がタダ同然になってしまうのかとか、考え込んでしまう。怖い。決めるのが怖い。
家族信託は数社に面談を頼めば状況が前に進む。でも鬱病のなす技で決められない。新しい家族信託の会社に連絡をつけたいが、怖い。とっても怖い。
こんなことをしているうちに、選択肢はどんどん狭まる。
老人ホームのネタはなくなり、父の認知症は進行して、家族信託が組めなくなる。 そう思えば思うほど、手が動かなくなる。 ここで、こんなブログを書いている暇があったら、メールの一発を出せ。状況が動く。楽になる。それはわかっているのに。 電話ができない。
老人ホームKにかける電話ができない。畳んだ布団の上で、電話をかける内容を反芻していると、いつの間にか嫌な夢を見ながら寝てしまっている。逃げ。逃避。
午前中が特にしんどい。 どうすりゃいいんだ。誰か決めてくれ。 って本当に誰かがやってきたら、「いや、これはここが心配」「この会社はなんか危ない」と言って、全部保留にしてしまうんだろうな。
保留
まずい言葉だ。
保留
救いの言葉
保留
先延ばしにする、苦しみの時間を延ばす言葉。