ぺこまるの「介護が始まるよ」

2023年5月に父が倒れ、同時に母も認知症に。介護前哨戦の記録。(家族信託についてはこの情報を当てにせず、専門家への確認をお願い致します)

疲れた

一体いつまでこの状況が続くのか。

快適な季節にハイキングにさえ行けない日々が続く。妻も気の毒だ。

最近のたのしみはラジオ体操だ。ちょっと離れた巨大な公園でラジオ体操会をやっているのを発見し、朝早く起きれた日は参加している。だんだん日が短くなり、寒いが。

今週は3連休だ。もう長いことニートな私にとって連休は楽しみなのだ。堂々と外出ができる。公園が賑わっているのもなんか救いになる。シニアしかいない日常光景はうんざりだ。

 

今日は母と脳神経内科へ。物忘れ外来。母の認知症のためだ。

母はなんのかんの言い訳をして認知症の薬を飲まないようにしてくる。なんのためなんだろうか。記憶力は私よりいいくせに「前回先生はドグマチールをのんで、抑肝散はのまなくていいっておっしゃってた」と訳の分からないことをでっちあげてきた。語気を強めて「抑肝散を飲め。あんたのためじゃない。周りの家族のためなんだ」と病院の廊下で切れそうになりながら指示した。

母は他にも「A銀行の通帳を返してほしい」といいだした「あれはお母さんが若いことにコツコツとためたおかねなの」と今度は泣き落としかい。だいたい、あんたの貯金はほとんどが父からの生活費補助でなりたってるだろう。金に「これは若いときの貯金」とか書いてはいないのだ。ああ、本当に腹が立つ。馬鹿にしやがって。「お父さんがなぜこのお金を自分の口座に振り込んでくれ」って言うのかわからないという。「はい」と返事しただろうが。だいたい、老人ホームの資金だってわかるだろうが。いざというときのお金ってこーゆー時に使うんじゃないんですか。

 

馬鹿にしやがって。馬鹿にしやがって。