ぺこまるの「介護が始まるよ」

2023年5月に父が倒れ、同時に母も認知症に。介護前哨戦の記録。(家族信託についてはこの情報を当てにせず、専門家への確認をお願い致します)

母の認知症状再発

施設長から電話があった「パーティションの件をお母様に話したところかなり混乱されている」嫌な予感というか予感ではなく、母は認知症状が再発しつつあるということだ。

司法書士が来る日、電話をすると母の声がおかしい。緊張している。苛立っている。父に要件を伝えたところ、どうも父の様子がおかしい。「保険証をもってこい」「ホームに預けてある」どうもインフルエンザに掛かっているかもしれないという父の話。体調が悪いらしい。司法書士はキャンセルした。

母曰く「お父さんと直接話さず、私を通してほしい。夫婦だから、さびしい」とかなりの剣幕。この感じは6月の母の認知症状がひどかったときに似ている。

 

ケアマネに電話し、状態を確認する。父は38.5の熱を出しているらしく、たまたま往診に来た内科医に見てもらったとのこと。尿路感染の可能性が高く、クラビットを処方してもらったらしい。

 

翌日母からも電話。相変わらずのきつい調子でほぼ同じ内容を捲し立てた。

 

老人ホームに入る前の落ち着いた母はすっかり何処かへ行ってしまった。今頃夫婦で「こんなところへ入れやがって」という話で盛り上がっているのかもしれない。まずい。本当にまずい。少なくとも家族信託が一段落するまでは。思えば家族信託を組む前に老人ホームにはいるという順序自体がまずかった。資金計画が出来てないのに、ホームに入ってしまったのだ。取り返しのつかないことになりそうだ。

 

父は土曜日に面会をした際はごきげんだった。母もそこそこにこやかだったのだが・・・

ケアマネの話では、「お父様は落ち着いているが、お母様の取り乱し方が酷い」とのこと。

 

面会に行くのが怖い。そういえば父が倒れる前の実家の状態もこんな感じだったか。近寄りたくない。