ぺこまるの「介護が始まるよ」

2023年5月に父が倒れ、同時に母も認知症に。介護前哨戦の記録。(家族信託についてはこの情報を当てにせず、専門家への確認をお願い致します)

父もダメか。どんどん状況が悪くなる。

もう限界だと思えば思うほど悪いことが重なる。

 

頭の痛い問題が発生した。父の発熱である。7時頃、ベッドから転げ落ちたような形跡があったらしい。もうレビー小体型認知症確定である。発熱の原因は分からず、検査の結果コロナではないようだが、老健の医師の判断を待つしかない状況である。老人ホームへの移動日が今週木曜に迫っているが、これは諦めたほうが良さそうだ。引越トラックの手配や母の移動日の調整など、考えただけで目が回りそうだ。引越会社については9万円を払込済みでう。これはキャンセルしかなさそうである。

老健介護士によると、父は、母と二人の部屋に期待としていたようだが、いざ移動日が迫ると、言動がおかしくなり、金がどうのと言い出したり、部屋のドアを締め切ったりと様子がおかしくなってきていたらしい。混乱しているようだ。私にも何度も移動日を聞いてきたり、2月にならないかと無理を言ってきたり、乱れた様子がある。私の想像では、金に絡む書類(通帳のコピーなど)が部屋にあるため、介護士に見られるのが怖くて気が変になったのだと想像できる。母のときと似ている。

今までも悪いことは次々起こっていたが、父の認知能力がまあまあ機能していたことがかなり救いであった。しかし、もうだめだ。

 

これに重なって、弟との連絡が取れない。こちらから一方的に状況を知らせているが、無視を決め込んでいるようだ。老人ホームから「延命処置の方針」について聞かれているので、家族としての見解を出さなくてはならないか、それができない。まったく、こんな兄弟ならいないほうがいい。

 

そして家族信託。普通預金口座が必要なのだが、用途を聞かれて答えたところ、銀行に開設を拒否されてしまった。

家族信託にはこの後も難関が山程待ち受けている。信託を組めたとしても、親の口座から資金を信託口座に移す目処が立っていないのだ。また、両親とも公証役場の公証人との面会をクリアできると思えない。

 

なんとかなっているのは実家の荷物のまとめだけだ。これは妻が率先して行動してくれているのでなんとかなっている。

 

総じて思うのは、我が家の血族の冷淡さ、ワガママぶりだ。今に始まったkとではないが、あまりにひどすぎる。

 

よくある話だと思われるが、よくある割には、ネット上に情報もない。また、救いとなる仕組みもない。一つ一つ解決すればするほど、状況は悪くなる。八方塞がりだ。

 

この状況を解決できる手段が一つだけある。私の自殺である。